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ドキドキとワクワクが僕の主食

女の子はお砂糖とスパイスと“素敵な何か”で出来ている

『エイトレンジャー2』感想(ネタバレあり)

さて、だーーーいぶ今さら感はありますが『エイトレンジャー2』の感想を書きます!

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ちなみに私は2回ほど観ました。1回目は公開して3日目に。その時は一応夏休みですけど、そんなに人は居なかったかなー。半分も入ってないかな…程度で。観てすぐに、一応こんな感想書いてます。

2回目はTOHOのファーストデーだったからか、1回目の時よりは人は多かったかなー。あ、でも前より小さい箱だったわ…。高校生くらいのeighterの子たちも多かったからか、大して笑いの沸点が高くないところでもよく笑い声が聞こえて。でも笑い声が溢れていたこともあってか、前回よりも何だか楽しかったです。環境って大事ね。

あ、これはネタバレじゃないですが、本編が始まる前の予告で『クローバー』の特報と主演ふたりのコメントがあったんですよね。

大倉「上司と部下ってことは…大人の恋ってやつですか♡?」

武井「ウフフフフフ♡」

…きゃわ(ノω`*)

これ観に行った2回とも会場に笑いが溢れてました(笑)なんだか、噛み合ってるんだか噛み合ってないんだかの感じが可愛いー♡『クローバー』の番宣が俄然楽しみだわ(*´∀`*)

では、本編の感想を。べた褒めではないです。

 

前も書きましたが、私は前作を観てないんですよ。

だから「2」観た後でも観ようかしら…と思ってたんですけど、

…うん、たぶん観ないなー。

作品としてですが、よくある星でいうと★★☆☆☆でしょうか。

まぁ、こういうのはストーリー等は気にしないのが得策でしょう。

先に言いますが、7人の演技に対しては何の文句もありません!

みんな上手くやるな~と感心しました。パッチを観ててもそんなに違和感を感じませんでしたが、それから4年近く経ってさらに上手くなってますね。グループに7人も居れば、誰か「あちゃ~」って人居そうですけどね。さすがです。まぁ、もちろん演技に関しては私自身の好みも問題も入ってると思うので、一概には言えないですが。少なくとも私はそう感じました。

まず自担でもあり、完全に私のツボだったキャラ、レッドこと渋沢薫さん

「自担である」ことと「演じる役が好き」なのは別のことですが、パッチのアーセナルといい、今回の渋沢さんといい、ドストライクなのは何故なのか。

まぁアーセナルも渋沢さんも、両監督・両脚本がすばるの一部分を想像してアテガキしているからそうなるんでしょうね。

薫ちゃんの真面目な部分、お酒を飲まないと弱気な部分がたまらなくツボで。それは私が見ているすばるに重なる部分があるからなんでしょうね。

この前の「ER2」の感想記事に、曲中の「命懸けぐらいじゃなきゃいつまでも何も変わらねぇ」を聴くと、ある台詞を思い出すと書いたんですが。

私が思い出すのは「逃げへんぞ、俺は本物のヒーローや」なんですよ。

これ、予告篇でも流れてましたが、予告編で聞いてる時はなんか違和感がある台詞だったんですよね。これ心の底から、誰か相手に対して言ってるんだったらナルシストっぽいというか。それに結構棒読みで、演技が心配だったんですけど…。

と思ったら、この言葉は渋沢さんが自分が逃げないように、自分に言い聞かせている言葉だったんですね。納得しました。だから感情がこもってないように聞こえるのかと。

この台詞、3回出てくるんですよね。

1回目は、潜伏先で半田ごて使って爆弾作ってるシーン。この時は「これでええんや」とも言ってますね。

2回目は、発電所内部に潜入しているシーン。

ちなみにこの前に、発電所の内部に入る為にガードマンの目を盗む為、葉っぱを持って移動するシーン。レッドでは貴重なコメディシーンでしたが、後述しますがシリアスな中にこういうのは冷めるんですけどレッドがメッチャ可愛かったので良しとします(笑)

そして3回目は、「ゼロ・プロジェクトNEXT」の会見に突入する前のシーン。

ここに関しても、前振りで薫ちゃんが総統に「警備はそんなにつけられないだろう」とは言ってますが、あんなに堂々とレンジャースーツで会見会場に入れるのかよ…というツッコミが。

また、最後の会見に突入する時は扉の前で震えてましたよね。そこでやっと「あぁそう言えばこの人はお酒がないと弱い人だったんだ…」と思い出して、もう愛おしさ無限大ですよ。何だこの萌えキャラ…と。

3回も出てきましたが、この台詞はレッドもとい渋沢さんを象徴する言葉だったんだろうなーって。だから、私は上記のように歌を聴くとこの台詞を思い出すんですよね。

また、1回目の半田ごてのシーンで、至るところに貼り付けられた「禁酒」の文字にも胸が締め付けられた。私は前作を観ていないので、見たことがあるシーンと読んだ話の内容を持って今作を観ましたが、アルコール中毒のはずなのにそれを絶ってまで何かをやり遂げようとする強い決意にキューーンときました。

本当は弱い人なのに、何でそんなにも自分を奮い立たせて何かを守ろうとしているんだろうって。正義感が強いんだよな、渋沢さんは。

でもその「正義」が、結果として良い方法に結び付きはしませんでしたが。そんな切ない薫ちゃんが似合うのがすばるなんですよね。なんですかね、何でこの人はこんなに孤独が似合うんだろうなぁ…としみじみ。

前に感想でも書きましたが、贔屓目抜いても彼の演技は良かった。感情の起伏を演じるのが上手いですね、やっぱり。表現者として優れている人なんだなと改めて思いました。

また、これも前回書いてますが、声が通る。これ重要。舞台とかやったらハマるんだろうなー。DREAM BOYとか生で観てみたかったなぁ…。

最後、ブラックが撃たれた時の泣き叫び方も、演技を滅多にやらない人なのにこんなに上手くできるもんなのか…と驚きでした。

かと言って、すばるに今後お芝居の仕事をコンスタントにやってほしいとは私は思っていないです。確かに短期間で知名度が上がるのはお芝居、特に連ドラですけど。彼の演技は役を選ぶと思いますし、本人もある程度納得する形で、縁があった作品には是非出演してほしいなーと思っています。

そういう意味でも味園は楽しみですね。

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このシーンはゾクゾクッとしたわ…。なんかイケないもの見た気分…。ドエロイ……。

「この人こんな表情できるんだ」ってお芝居だから見れる様々な顔にドキッとしました。

また、私が一番好きなシーンとして挙げるならば、レンジャー基地でレッドがいるところにブラックが訪れてきてからの流れですね。

まぁブラックのお酒をレッドが預かるところに関しては「あぁこれで助かるんだろう」と察しがつきますが、二人の演技がいいんだな、また。ヨコ×すばを透かして見てしまうのが、またアイドルグループならではだし、2人ならではよね。

渋谷さんの横顔と「陽炎」がかかるシーンでの振り向いた時の顔が美しい。

ホント、顔の作りだけを見ればジャニでも1,2を争う美形なのになぁ……(嘆き)

でも受けの悪いヒゲの一本一本をあの大画面で観れましたから。興奮してました(ノ∀`)

 

そして、そのお相手のブラックさんですが、

やっぱり横山さんは上手いな~!と再確認しました。これも前に書いてますが、私はこの人こそ演技の仕事をコンスタントにやってほしいと思っています。

バーターの名手みたいなところありますけど。…いや、そもそもバーターって私は悪いことだと思っていません。バーターでも結果を出せば次に繋がりますからね。まぁ横山さんのバーター歴の長さはジャニでもベテランですけどね。…バーターって何回言った私(笑)

というか、横山さんはそんなにお芝居に対しての熱量が高くはないからそうなってるのかなぁ…うーん、分からない。私が制作側だったら(笑)、色んな作品で使いたくなる俳優さんだと思うんですよね。

今回(前回もそうだったのかもしれませんが)、横峯くんは主役であることもそうですし、「受け」の演技が多いんですよね。対レッドや対純ちゃん、対桃ちゃんなど。

その相対する人によって違う横峯くんが見えるんですけど、この受けの演技が上手だなーと感じました。これは、やはり場数を踏んでいる横山さんだからこそ出来る味わいというのもあるんだろうなと思います。

あと、個人的に横峯くんが「純ちゃん」「桃ちゃん」と呼ぶ度にキュン!としてました。だって、横山さんが女の子をちゃん付けしてるのがなんか新鮮なんだもの…。

また、「スルーされるブラック」の図は最近少なくなった横山さんを見れた気がしたなぁ…なんか。

 

ナスは本人も「性欲担当」と言ってましたが(笑)、自分勝手で猪突猛進な描かれ方をしているのが面白いところだなぁと。一般的なエイトのイメージだとヒナはリーダーっぽいけれども、違うんだよな。マチコちゃんに告白する時の台詞は、ヒナは絶対言わないな…と透かして見てしまいました(笑)

オレンジは前作がとんでもキャラで不評だったみたいですが、今回はモノマネでしか自分を表現できないという、なかなかの心の闇を持った青年として描かれていました。これは丸山隆平という人物をも考えさせられる設定ですよね。凄いな。ひとつだけ言いたいのは、福山モノマネは赤点です!適当すぎるよ!!でも2回目の「実に面白い」は唐突だったから吹いちゃったけどね!!!

ブルーに関しては、一番よく分からなかったです。「良い子だけど変わってる」という感じかなー。女性の好みも含めて。いかんせんキャラの奥行がなさすぎて、どう捉えていいかが分からんかった。まぁ普通の戦隊ものは5人だし、キャラ付けが難しくなるのはしょうがないけども。

イエローことキノッチは、最高に面白かったです!(笑)この映画で錦戸さんの演技が堪能できるかと言われれば違うでしょうが、節々で「やっぱ上手いわこの人」と感心してました。昭和アイドル風の歌い方とかね、バッチリだったよ!あと「泣泣」での「俺はあんな曲、歌いたいわけじゃない…」(みたいな)台詞も最高だったし、プロデューサー(ユカイさん)に「君、イエローレンジャー?」ってバレた時の返答の間とかね。あー、にしても白目もマイク伸びるのも錦戸さんがやってるからかシュールさが際立ってて良かったわ。

グリーンは、純ちゃんがいなかったらどうなってたんだろう…というね。まぁ面白いからいいんだけど。ストーカーシーンの気持ち悪さは神がかってたなぁ…。なんか、こういうストーカーとかヤンデレっぽい役の大倉さんとか面白そうだな。まぁそんな鑑賞の仕方をしていたので、私は純ちゃんへの告白シーンはキュンとはしませんでしたが…というか、受け入れる純ちゃんも純ちゃんだけど!

 

しかし、その純ちゃんこと前田あっちゃんの演技については賛否が分かれるところだと思いますが、あれは堤監督のキャラの悪変による部分が大きいと個人的には思ってます。

まぁA○Bに居た頃のあっちゃんの演技についてはコメントしづらいですが、ここ最近はそんなことないです。見かける限り、かなり上手くなったな~と思います(上から目線ですみません)。先日まで蜷川さんの舞台やってましたし、実際に認められてきていると思うんですよね。

だけど、決して器用なタイプの女優さんではないと思うので、あの西郷純というキャラをこなすのは難しかったと思います。というかアレを成立させるには、相当器用なタイプじゃないと無理だよなー。浮世離れしすぎてるもの。

純ちゃんは普通の女の子の設定だったのに、現場に行ったら「キャラを強くしたい」という堤監督の要請があった、というのは事前に話してますよね。堤監督としては「実力が不安だから隠す」意味でのキャラ付けだったのかもしれませんが、逆の方向に働いたなというのが個人的な感想です。

そもそも、あっちゃんは可愛い声だからドスの効いた男言葉が似合わないんだよな…まぁクライマックスでの無表情は気になったけど、あれでOK出てるのだから堤監督の意向だろう。

大川くんに冷たくするのは脚本通りなんだろうけど、あそこまでキャラ付けしなくとも女の子らしい子でも良かっただろうよ…。ツンデレキャラとかだったら可愛かっただろうなー…。

キャラのせいで私自身も演技は気になりはしたけれど…。上記にもあるブラックを撃った後の無表情くらいですけどね、「おいおい!」と思ったのは。

 

脚本に関して言えば、特に後半はツッコミどころ満載で…。

まず、あの囚人が自転車を漕ぐ発電システムは、エコはエコだけど非効率的じゃないか?近未来だったらもうちょっとマシなのあるでしょ。なんかこの設定が現実味なさすぎてこれ自体がコントだなー。あのトランスフォーマーみたいなゴミ収集車が作れるならもっと便利なのあるだろ、と。

そして経緯は言っていたものの、父親を目の前で殺した人を好きになるのはやっぱりすんなり受け入れられないわ…。なんか桜庭一樹あたりに小説書いてほしいくらいのドロドロ設定だぜ…。本当、純ちゃんの言葉を借りれば「普通じゃねぇ!」よ。流石にすんなり受け入れられないわ。まぁ、ベッキーも言ってた「斬新なキスシーン」には吹いたけど(笑)

それで、前作の宣伝で『ひみつの嵐ちゃん』シェアハウスにベッキーとヨコが来た時、

ヨコ「ふたりで映画やってん」

ニノ「恋愛もの?」

ヨコ「俺とベッキーの恋愛もの?…誰が見るねん!」

っていう件がありましたが、それを思い出してました(笑)

何より、黒幕の総理と総統が相打ちしてあっけなく終わるのとか見せ場なさすぎ…。

それで終わっちゃったからか、クライマックスを付ける為に急に純ちゃんの復讐劇を描かれてもピンとこないっちゃピンとこないですよね…。それでブラックに桃子を庇わせる為に恋愛設定を付けたのかと思うと……何とも。

 

作品として間延びしていた部分は仕方ないかなーと感じます。

「泣泣」のシーンとか、エイトレンジャーだと周囲にバレるシーンとか…6人それぞれの尺が必要なので話がだれるのはしょうがないかなーと。 

ただ、やっぱり勧善懲悪ではないヒーローものってオチがつかないんだなぁって。何より、誰に対しても感情移入ができないからな。

といっても、そもそもこれは「ヒーローもの」ではなくて「ヒーローコント」なんだよね。それがこの作品を作っていく上で難しいところなんでしょうけど。だからヒーローという題材を使って、人間ドラマにしたかったのかもしれないけれどなんかそれもハマらず。

私はもう振り切ってコメディに特化した方が作品として面白いと思ったんですけど、これでも前作よりは今作はコメディ寄りになってるらしいので……前作はどうだったんだ。

個人的な好みで言うと、この映画のシリアスとコメディのどっちつかずな状態が苦手でした。シリアスなシーン中で露骨に笑いを取りにいく部分が出てくるのが白けるんだよなー。自然に生じる笑いだったらシュールで好きなんですけど、露骨なのはなー。

っていう感想です。

3作目があるとしても、今回みたいに2年スパンでは出来ないだろうとは思うので…もう少し先だろうね。誰がフィーチャーされた作品になるのか楽しみね。

パンフレットでのヒガシ先輩の「車が動かないほどの大雪で、30年ぶりぐらいに小田急線に乗って現場に行きました」という件が色々衝撃的。私は小田急ユーザーですから、「30年小田急に乗ってないのかそりゃそうか…」という思いと、「ヒガシが小田急に乗ってたらビビるわ」という思いが交錯しました(笑)

そして、「自分たちの力で『エイトレンジャー』をここまで育てた関ジャニ∞を、いつも応援してくれてありがとうございます。」という言葉にジーンときました。流石ヒガシ先輩!かっこいいっす!!

まぁなんやかんや述べましたけど、私は薫ちゃんにメロメロだったのでそれで満足!だぜ!!HEY!!!