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ドキドキとワクワクが僕の主食

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嵐『Japonism』感想

楽曲

月1ブロガーを名乗る予定でしたが月1でもなくなってしまいました、どうもユウキです。前記事の通りの相変わらずな日々を過ごしております。しかし、ここから始まるのです…担当2グループ稼働の怒涛の日々が……マジか………。楽しみだけどきょわい………。

ということで、お先に発売された嵐14枚目のオリジナルアルバム『Japonism』について記しておきたいなと思います。

翔さん曰く、なんと今年の1月から準備を始めてきたという今回のアルバム。上半期に発売された『日経エンタテイメント』のインタビューでアルバムに触れる翔さんの言葉を読んで「おぉ今回なんか気合い入ってるな~」とは思っていましたが…いや、本当に気合い入ってた…!!

確かに今年は初のメンバー出演以外のドラマのタイアップ曲、そしてゼクシィのCM曲の抜擢など、音楽面でこれまでと違ったアプローチをかけているなという印象が強かったのですが。ただ「愛を叫べ」は置いといても、「Sakura」「青空の下、キミのとなり」っていうシングル曲が私好みではなかった為、どうなのかなぁ~と半信半疑で聴いたら…驚きました。予想外に良くって。

タイトルの『Japonism』は翔さん発案。「西洋から見た日本」という意味合いを持つ。ただそれ以上に翔さんと潤くんという二人のスポークスマンが繰り返し言っていたのが「原点回帰」という言葉。昨年、15周年を迎えてひとつの集大成を見せてくれたツアー後、「次はどうしようか」と練っていた中で「日本っぽさ」「ジャニーズっぽさ」を追及していこうというのが生まれたんじゃないかぁと想像しています。

個人的には、アルバムはコンセプトがはっきりしているものを好む為、ここ数年の嵐のオリジナルアルバムはまさにはっきりしたコンセプトを提示してきてくれていたので毎年面白く聴かせてもらってはいますが、今回は特別に面白い。ここ数年ではダントツに好きです。

とぐだぐだ語りましたが、こっからも長いので前置きはこの辺で。

また、現時点では私は通常盤は聴いておりませんので、通常盤のみ収録の4曲は記しておりません(聴く機会があればその際に追記します)。

 

1.「Sakura」作詞・作曲:eltvo 編曲:佐々木博史

シングル発売時はそんなにピンと来ていなかった楽曲ですが、ここでくるとアルバムの導入としての役割を十分果たしていると思います。エレキの音から始まりオーケストラが入ってくる壮大なイントロは、アルバムの始まりとして単純にテンションが上がる。よく聴いたら凄くサウンドが凝っているし、4つ打ちは少し早い時の心臓のビートのようで煽られて何とも気持ちがいい。切ないメロディーは嵐の得意とするところ。

2.「心の空」作詞・作曲・編曲:布袋寅泰 Rap詞:櫻井翔

リード曲。うーん…まぁ個人的な好みではあると思いますが、あんまり好きじゃないかなぁ……なんでしょう。そもそものメロディーラインは根本的問題すぎるので置いといても、各サビやAメロ間が凄くぶつ切り感があって好みでないかなぁと。『♪春待ち桜~』のブロックのメロディーは凄く好きです。でもそこでまたブツッと切れて『♪幸せのかけらを~』となるのがどうも…解せぬ…。和太鼓や津軽三味線の音はとてもかっこいいです。

そしてサクラップ。解禁になってから色んな方々がこのリリックを考察されていて「ほぅほぅ」と拝見して私も考えていたのですが…『ヤオヨロズ集合』は私たちファンのことでよろしいですかね…?最近は「アラシアンズ」と呼ばれたり、大宮に「美少女戦士たち」と呼ばれたり、呼び名がたくさんあって忙しい限りです(ん?)。そして『We're like 五奉行』と、自分たちのことを「五奉行」とするのが大変今の翔さんらしい。「五大老」ではないんですよね。あと最後の『スサノヲ散らす風防(you know)』は、「スサノヲ=嵐の神」を散らす「風防=風よけ」、つまりは邪魔者っていう解釈を私はしたのですが…それを私たちは知っていると…ほう。しょさんは風防をどこに想定しているのでしょうね(ニヤリ)。

最後は『♪舞い踊れ嵐のように』で終わるというのは凄くキュンときますね。ダンスは好きです。MVとMステ、両方リピッてます。

3.「君への想い」作詞:wonder note, Macoto56 Rap詞:櫻井翔 作曲:wonder note 編曲:石塚知生

東儀秀樹さんの篳篥と笙、吉永真奈さんのお箏で始まるイントロから『♪ずっと君は』と5人のユニゾンで入ってくるメロディーは鳥肌もの。嵐はとにかく5人のユニゾンが素晴らしいというのは私の中で思ってきたことではあるけれど、この曲ではそれが抜群に生かされているなぁと思いました。曲間で入ってくる篳篥と笙、箏は個人的には凄く心地いいんですが、イントロをここまで和風テイストにする必要性があったのかなという気はしなくもないです。が、いつもの嵐で終わらない『Japonism』らしいミディアムバラードナンバーが欲しかったという意図は曲からも伝わる。アコギがせっかく私の大好きな小倉博和さんなのにほぼ聴こえないんですが(苦笑)、Cメロ(落ちサビ前)で聴こえてくるアコギは流石というべきさりげない華の添え方。

4.「Don't you love me?」作詞:wonder note, paddy 作曲:takarot, wonder note 編曲:石塚知生

松本ソロ。聴いた瞬間「あ!好き!」ってなった。シャレオツでかっこいい松本潤よ。それから何かあるたびに『♪Don't you love me Don't you love me~』って自然と口ずさんでしまう曲。Bメロ『♪繰り返した街は~』から『♪電話に出ない~』でバッと変わり、サビまで向かう展開の仕方とかがもう無条件にアガる。中野勇介さんのトランペット、鹿討奏さんのトロンボーン、本間将人さんのアルトサックス、大郷良知さんのテナーサックスというホーン隊の音も気持ちいい。コンサートではどういう演出をしてくれるか、それを見たらまた曲の印象が変わりそうで楽しみ。

5.「miyabi-night」作詞:Macoto56, AKJ&ASIL 作曲:AKJ&ASIL 編曲:A.K.Janeway

和風エレクトロといえばいいのか、このアルバムじゃなきゃなかなかできないようなナンバーで凄くかっこいい。ブラスも印象的だし、とにかく終始サウンドが凝っていて好き。時たま入ってくるスレイベルの音が良いアクセントになってますね。2番サビ前、音がなくなり『♪生きているよ』と大野さんの歌声だけが響いてくるのが凄くドキッとします。アウトロではきちんとオチをつけてくれるのが素晴らしい。タリラリラ~♪

6.「三日月」作詞:youth case 作曲・編曲:A-bee

挑戦的な楽曲ですよねぇ。エレクトロなんだけど、幻想的で和っぽくもある。Aメロ~Bメロは3拍子、サビからが2拍子??4拍子???と雰囲気で聴く私には拍子が分からなくなる。歌い出しが相葉さんなのが凄く合っていて、エフェクトをかけてさらにパンチのある相葉さんの歌声に曲の世界感に引き込まれる。ゆったりとしたテンポですが、拍子が変わり方やサウンドの凝り方といい、抑揚があってとにかく飽きない。特に間奏から大サビまでの流れが素晴らしい。A-beeさん、良い仕事してます。作詞は安心安定のyouth caseさん。1番と2番のサビの詞がリンクしているのが凄く好きです。織姫と彦星っぽい世界観ですよね。

7.「Bolero!」作詞・作曲:SAKRA 編曲:Slice of Life

この「miyabi-night」から「三日月」の流れがジャポニズムらしくて凄く良いんですけど…ここで急に始まるこのイントロに最初は度胆抜かれましたが、もう大好きだ!!最高!!!サンバ?ラテン??曲中では『♪Latinで』っていうフレーズもあるけど、サンバ寄りな気もする。多分、私がこの曲がこんなに好きなのは、吹奏楽ではおなじみ「エル・クンバンチェロ」を彷彿させるからだと思う。こっちはラテンの曲だけども。Cメロの裏打ちとかね~ツボを突いてくるよね~!!サビ前の盛り上げ方とかバッチリ!です!!間奏のサンバホイッスルの吹きたくなる感もたまらないし、あと落ちサビのアコギのカッティングも良い味出してる。しかし『惚れろ!惚れろ!いつも俺らついてんぞ!』って嵐に言われたら…もう……(何)。

8.「Mr.FUNK」作詞:youth case Rap詞:Shigeo 作曲:Ricky Hanley, Daniel Sherman 編曲:metropolitan digital clique

相葉ソロ。前アルバムの衝撃作「Disco star」の世界観を引き継ぐ楽曲。タイトル見た時点でそれは予想できたけど、楽曲聴いて「こう来たかー!」と個人的には良い意味で裏切られました。相葉さん曰く、当初はもっとテンポが速かったけども本人の希望で落としたとのこと。それ正解だった思う!この気だるさがいい!!エレキのカッティングも心地いいし、ホーン隊も気持ちいい。落ちサビでエフェクトがかかってから、大サビで相葉さんのガツンとした歌声が聴こえてくるのが凄く好き。アウトロのベースの跳ねとかね、最後まで凝ってる。ディスコスター様につづき、今度はミスターファンクさん(嵐公式呼び名)(Mr.がついてるのに敬称付き)。今年も嵐メンバーのスターになるのかしら。

9.「暁」作詞:s-Tnk 作曲・編曲:三留一純

大野ソロ。大野さんのソロは基本パターンが決まってるので「あぁいつもの感じね」と思ってたら…見事に裏切られた!!メンバーのソロ曲の中では、一番今回のコンセプトに則ってますよね。尺八の音が印象的です。アルバムに入る曲のボツ曲だったそうなのでそれもそうなんだけど、とにかくいつもの大野さんじゃなくって新鮮。サビの重ねでは両側の耳から大野さんの歌声が聴こえてきて最高です。どんな振りをつけるんだろう~!!

10.「青空の下、キミのとなり」作詞:wonder note, s-Tnk 作曲:Gigi, wonder note 編曲:metropolitan digital clique

正直、発売時から「悪くないけどシングルとしてはパッとしない曲だな…」という印象のまま拭えなかったのですが、この流れでイントロを聞いたら…凄い、メッチャ映える。ここでこういうの待ってた~!!という清涼感。フリスクみたい。サビ前の打ち込み音の連打からサビでパーンと開ける爽快感が最高に気持ちいいです。山(大野櫻井)と風っこ(相葉二宮松本)の歌分けは声質の違いがよく出ていて個人的には凄く好きなんですけど、この曲ではそれがよくハマっていると思います。

11.「Rolling days」作詞・作曲:October Rap詞:櫻井翔 編曲:pieni tonttu

櫻井ソロ。翔さんもいつもの翔さんらしくはない。実際本人もこれまでとは違う風にしたかったらしい。潤くんが『ソロ曲では唯一シリアス』と評していたけれど確かにそう。ただ、イントロはティンパニーっぽい音のロールからでその後のギターやストリングスもドラマチックだし「おっ始まりそうだ」っていうドキドキ感があるのに、その後に始まるメロディーがちょっと単調すぎるかなぁと。実際バックは松原秀樹さんのベース、石成正人さんのエレキ・アコギと、そして弦一徹ストリングスの音もいいんだけどな~。メロディーに関しては、翔さんの声質との相性もあるのかもしれない。RAPはちょっと…アダルティーっすね……吐息……。

12.「イン・ザ・ルーム」作詞:小川貴史 Rap詞:櫻井翔 作曲・編曲:Jeremy Hammond

ジャズっぽい?感じ??横ノリしたくなる好き~な感じの曲です。えぇ個人的に(笑)。イントロのエレキのカッティングから歌はサビの1フレーズで始まりますが、これが二宮くんのソロでこの歌声が効いてるんですよねぇ。『あでやかに』の「あ」の響きが凄く好き(マニアック)。その裏の種子田健さんのベースがいいんだまた…。そして宮崎隆睦さんのフルート!!特にRAP裏からその後の間奏にかけてのフルートはたまんないなぁ…。私は別に生だろうが打ち込みだろうがこだわらないけど、これは生の楽器の音にしか出せないゆらぎ。こういう曲はやっぱり大宮が引っ張ってるよな~。そして潤くんの下ハモも効いてるね~いいね~!!

13.「マスカレード」作詞・作曲:HYDRANT 編曲:船山基紀

初聴きの時、イントロ最初の4小節聴いて「もう好き!!!大好き!!!!!」ってなった(早い)。ここでもう心掴まれる。なんてドラマチック。もう一番好き。これは変わらない。潤くんが「編曲を船山さんにお願いした」って言ってたけど、こういう曲を入れたいというのは当初から決まってたのかなぁと。タイトルからも分かるけども、少年隊「仮面舞踏会」のオマージュと言っていい、と思う。本人たちも『かりそめの一夜』『I want you (baby)』と「仮面舞踏会」と同じ詞が出てくるというのは言及している。この曲と「日本よいとこ摩訶不思議」のカヴァーがまさに翔潤の言う『原点回帰』の核なんだろう。松原秀樹さんのベース、長谷部徹さんのドラム、そしてペッカーさんのコンガ(ボンゴも?)というリズム隊が最高です。メロディーやサウンドは確かに昭和だけど、そこに嵐の歌声が乗ると良い意味で凄く今っぽく聴こえるなぁと私は思います。あー好き!!!!大好き!!!!!

14.「MUSIC」作詞:AKIRA 作曲:古川貴浩 編曲:吉岡たく

二宮ソロ。今回は自作曲ではなく提供曲。本人曰く「自分では選ばないような曲を」とのことでしたが、「秘密」といい客観的に見た二宮くんは可愛いってことでいいんでしょうか(笑)。個人的には二宮ソロの中では上位に入るほど好みです。二宮くんの歌声でこういう音程の上下があるメロディーラインを聴くの好きなんですよねぇ。マリンバの音が良い味出してますね~可愛い!!吉岡たくさんのゲーム風のアレンジが曲のアクセントになってます。そして本人は踊る宣言をしているのでコンサートであざといニノちゃんが見れるのを楽しみにしてますね(ニヤリ)。

15.「伝えたいこと」作詞:ASIL, s-Tnk 作曲:Fredrik "Figge" Boström, Susumu Kawaguchi 編曲:pieni tonttu

イントロから「ん?クリスマスソングかな?」とは思いましたが、そういった温もりがあって嵐のひとつ得意な形でもあるポップスソング。エレキとアコギは小倉博和さんで、「君への想い」ではあんまり聴こえてこなかったオグちゃんのギターがイントロから聴けてこれまたやっぱりナイス。ホーン隊もそうですが、グロッケンとスネアの音がちょっとマーチっぽさを助長させて個人的には懐かしさを感じさせてくれます(吹奏楽出身)。アウトロをきっちり締めてくれる丁寧な感じが私は好きです。

16.「Japonesque」作詞:MiNE, R.P.P. 作曲:sk-etch, MiNE 編曲:ha-j, sk-etch

アルバムのタイトルは『ジャポニズム』だけど、こっちは『ジャポネスク』…ややこしいわー!!!!でもこれはちゃんとかっこいいよーー!!!!!こっちがリード曲でも良かったんじゃないかと思えますがもごもご…(言っちゃってるから)。編曲にha-j先生が名を連ねてますからね、そりゃー!な信頼感。嵐の曲、だけど和風っていうのがよく表現できている楽曲だなぁと個人的には思います。サビでガラッと変わるこの感じ、好きです(表現下手だな)。入ってきてほしい時に「ドンッ」ってキックが入ってくるの凄く気持ちいいです。『♪君と一緒にゆらりゆらり揺れて~』のメロディーラインが本当好き…。大野さんに振りつけてほしい曲だなぁ……なぁ~~!!(二度押し)

<よいとこ盤>

1.「日本よいとこ摩訶不思議 covered by 嵐」作詞・作曲:野村義男 編曲:佐々木博史

Mステで披露した際にタモさんが「これぞジャニーズって言っちゃあ、ジャニーズって感じがするよね」とおっしゃってて確かにそうなのかもなと。このトンチキさ。でもMステ見て、もう最っ高にかっこよくて「あっこれがジャニーズなんだな」って思いました。久々にこんなにリピったなぁ。ロックダンス大好きなんですよね、私。そしてこれをデビュー16周年のグループがやるっていうのが意義があるというか。しかも元々はジャニーズの中でもサブカルといわれていた嵐が「ジャニーズ」というものを向き合い続けた結果、ここにたどり着いたというストーリー性を含めて。『♪摩訶不思議~摩訶不思議~』の大野さんの美声になんかもうよく分からなくなる…詞と歌声のギャップよ…。

 

とまぁ全曲大絶賛というわけではないけれど、アルバムの流れとしては凄く好きだし、これまでの嵐のアルバムでも上位に入る出来だと私の中では思っています。

これを引っ提げてのコンサートツアー、どう魅せてくれるのかすっごく楽しみです。