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ドキドキとワクワクが僕の主食

女の子はお砂糖とスパイスと“素敵な何か”で出来ている

嵐『Are You Happy?』感想

楽曲

およそ4ヶ月半ぶりの登板。ご無沙汰しております、ユウキです。

こっから先が長いのでご挨拶もほどほどに…はい!毎年恒例、担当Gのアルバム発売の季節がやってきましたよ!!

と思ったら、今季は関ジャニ∞さんの方がアルバム発売なしと……悲しいかな。

そんなところに『Yes, I'm Happy!!!』と答えざるをえないご機嫌なアルバムが私の手元に届きました。

嵐『Are You Happy?』

結論から言うと……最高にイイ!!!

凄い好き。私がファンになってからだと2010年『僕の見ている風景』からリアルタイムでは聴いてるけど、過去最高にイイ。

ここ数年、コンセプトがはっきりしたアルバムを提供していた嵐さんですが、今回はテーマは明確に決まっていないということだったのでどうかなぁと思ってたのですが。

まぁ「愛を叫べ」「復活LOVE」「I seek」「Daylight」とシングルが良曲ばかりでしたからね。やっぱりシングルの影響力は大きいなぁと改めて。

結果として、ファンクに歌謡曲にEDMにヒップホップに戻ってファンクみたいな、バラエティに富んでいて、尚かつクオリティの高い楽曲が集まった非常にポップなアルバムだなぁと。

そして今回は各メンバーのソロ曲に加えて、それぞれが指揮をとって監修・プロデュースした楽曲が入っているのも新しい試み。より本人たちの意思が反映されていると捉えられるでしょう。

個人的には、初期の嵐がやっていたソウルやファンクなナンバーを今の嵐で聴きたい!とここ1年くらいずっと思っていて。それが1~3曲目、そしてラストのリード曲で叶えられたのは大きい。特に1~3曲目!!本当に素晴らしい!!!ブラックづいてる嵐が聴けますし、単純に音楽としてこの流れはかっこよすぎる。

あとね、今回のアルバム、ジャケット・タイトル題字・ブックレットのデザインが超イイ!!おしゃれ!!!上のタイトル題字の手書き風タイポグラフィもいいし、ブックレットの数字の微妙にはみ出してる感じとかも今っぽくておしゃれだし。パキッとした色づかいに、嵐の写真はコントラスト強めでビビットな色と合っててたまらなく好み!グッズにも反映されるといいけどな!*1

ということで、以下1曲ずつの感想をば(長いよ)。

1.「DRIVE」作詞:Macoto56 作曲・編曲:Jeremy Hammond

松本プロデュース。イントロ10秒で「ハッ、好き♡」ってなった。

嵐ではこれまで、2015年『Japonism』の「イン・ザ・ルーム」の作曲・編曲、2016年「復活LOVE」のC/W「Are you ready now?」の編曲をしているJeremy Hammond氏の作曲・編曲。この2曲もよかったですけど、今回の曲も凄くイイ。イントロがアルバム導入曲としてハマりすぎて…最高かよッ!かっこいいッ!

おしゃれで洗練されたファンクやぁ……こんなの待ってた(涙)。『HERE WE GO』~『How's it going?』~『いざッ、Now』期の嵐が大人になって帰ってきた感が凄い。ベースラインの跳ね感が最高。打ち込みだけど、グルーヴ感があっていいんだよねぇ。間奏のストリングスのドラマティックさもまたいい。2番Aメロのトライアングルが打楽器経験者としては「おいしい(じゅる)」となるところ。

イントロはエフェクトをかけたピアノの音でやってたメロディーを、アウトロの最後では素のピアノとストリングスで同じメロディーやってるのが個人的にツボですね。やっぱりイントロとアウトロで曲は決まるな。

2.「I seek」作詞:ASIL 作曲:AKJ&ASIL 編曲:石塚知生

好き(はぁと)(大文字)。単純に好みだけで言ったらここ数年のシングルで一番です。やっぱりファンク好き……グルーヴィでたまんねぇ……。多分、マスタリングし直されてますよね…?シングルより尚良いと感じた。

ここで一気にテンション上がるわ~~!と思って、シングルでは書いていなかったクレジットを見たら、エレキ・アコギが小倉博和さん、ってそりゃ最高だよッ(何故かキレ気味)。初めて聴いた時から冒頭のエレキに痺れてたけどオグちゃんかよぅ…そりゃね、痺れるよね(半年ほど前の私に)。これをその辺のギタリストがやってもこうはならないわけよ。

松原秀樹さんの間奏のベースとかも本当マジ最高だしね。弦一徹ストリングスもやっぱり安定的に素晴らしいしね。生音のブラスってやっぱり特別だなって思うしね。結論:石塚さん、毎度素敵すぎるお仕事をありがとうございます!!!

最近、山(大野櫻井)と風っ子(相葉二宮松本)の歌い分けが以前より多い気がしてるんだけど、個人的には凄い好きなんですよね。山の大人っぽくてスマートな感じと、風っ子のちょっと子どもっぽくて抑揚のある感じとの声質の対比が楽しめて。あー好き!(結論)

3.「Ups and Downs」作詞:市川喜康 作曲:Joe Lawrence, Trevor Ingram 編曲:pieni tonttu

この曲、凄く面白いんだよなー。基本はファンクだけど、色んな要素が詰まってるし、場面ごとでどんどん展開が変わって飽きない。でもごちゃごちゃしすぎてないのが凄い。で、むちゃくちゃカッコイイ。イントロ冒頭のホーンとか、吹奏楽曲でありそう。

サビの「フウウウウウ~」からの「One-way road」までの流れとか、Dメロの大野ソロで後半の「絶望と希望を~」から軽快なドラムが入ってくる感じとか、あーツボ!好き!この曲のベースも松原秀樹さんが担当されてますが、やっぱカッコいいっすね。幸せ!

あと、この曲はボーカルもハマっていてとってもいい。個々の声が生かされていて、グループらしい曲です。

4.「青春ブギ」作詞:paddy 作曲:Soul-273 編曲:ha-j

相葉プロデュース。ここまでの3曲がファンキーで最高にかっこいいもんで……ここで急に昭和歌謡が来てあまりの変わりようにズッコケるんですが(笑)。「嘘だろっ!!?」っていう。何度聴いても分かってるのにズッコケるこの曲のパワー。流石やで、相葉さん。コンセプトがはっきりしてるよなぁ。それを具現化してしまうha-j氏も流石だし。(言ってしまえば)雑なバスドラムの音が、それっぽさを出してる。しかし、間奏の「セイヤ!セイヤ!」には吹き出さざるをえない。一世風靡セピアか。

この曲が凄いところは、全編ユニゾンっていうところ。力強くはあるけど、うるさすぎないのが嵐。歌詞カードを見たら、大サビ前の「もう一回」にルビで「モッカイ」って書いてあるのには笑った。徹底してるなー。癖になる一曲。

5.「Sunshine」作詞:kosuke, AKIRA Rap詞:櫻井翔 作曲:Tommy Clint 編曲:石塚知生

櫻井ソロ。アルバムタイトルにド直球な爽やかで明るい一曲。私の大好きなミックこと美久月千晴さんのベース、小田原豊さんのドラムに、林部直樹さんのエレキという布陣が安定感があっていいんだよな。そこにストリングスとホーンの軽やかなサウンドが乗っかってとにかく気持ちいい。「悔しい昨日にありがとう」っていうフレーズが翔さんっぽいな、と。ラップは短め。

6.「復活LOVE」作詞:竹内まりや 作曲・編曲:山下達郎

何度聴いても冒頭のエレキのカッティングだけで持ってかれますね。素晴らしすぎて震える。

今回初めてちゃんとしたクレジットを見て、コンピュータプログラム、ドラムプログラム、キーボード、エレキギター、パーカス、バックコーラス:山下達郎の文字だけで思わず溜め息すら出るのに、ガットギター:佐橋佳幸、トランペット:西村浩二・菅坡雅彦、トロンボーン村田陽一・奥村晃、テナーサックス:吉田治バリトンサックス:山本拓夫、そしてストリングスのスコア:牧戸太郎、演奏:今野均ストリングス、と最強メンバーの名前に倒れそうになる。耳が贅沢だ。

発売当時はインストver.も繰り返し聴いてましたね。丁寧で緻密な達郎さんの仕事っぷりをこの曲を通して改めて感じました。やっぱり私は丁寧に作られたものが好きだなぁ、と。

しかし、こうアルバムに入って他の曲と並べて聴いてみると、嵐の歌い方が明らかに違うのが分かりますね。達郎ディレクション、ありがとうございます。 改めて、嵐がこの楽曲に出逢えたことに幸せを感じます。

7.「Amore」作詞・作曲・編曲:eltvo

相葉ソロ。ディスコスター様・ミスターファンクと来て、お次はアモーレ!相葉さんの自己プロデュース能力の高さには毎度頭が下がるというか、やっぱりすげーなと。完全にトシちゃんオマージュやな。にしても、サウンドが分厚いんだよね。ホーン隊が7人もいるのよ。ただ楽しいやつだけじゃないのがね、憎いよね。コンサートではどんな相葉さんが見れるのか期待させてくれすぎですよ!まったく罪な男!!

8.「Bad boy」作詞・作曲・編曲:HARAJUKU KIDZ

大野ソロ。まさかのバッキバキなEDM。レディー・ガガみ、ある。普段のようなエモさには欠けるので、彼のファンは分からないけど、私は色んなタイプの大野さんのソロを聴きたいと常々言ってきたから嬉しいよ!バッキバキなサウンドで、バッキバキに踊る大野智、楽しみすぎるだろ……!!

9.「WONDER-LOVE」作詞:KOU& 作曲・編曲:Erik Lidbom, Jon Hällgren

二宮プロデュース。ダンスナンバーにしたかったと本人談。おしゃれですよね。松本~大野~二宮~相葉(サビ)とソロで繋いで来て、掛け合いで櫻井が入ってくるという1番のこの歌い分けが大変ハマってる。サビの「WONDER-LOVE~WONDER-LOVE~」が爽やかで好き。

10.「また今日と同じ明日が来る」作詞:Fox.i.e、二宮和也 作曲:Fox.i.e 編曲:Fox.i.e, A-bee

二宮ソロ。私の二宮ソロランキングは、断トツの1番が「秘密」、次点「MUSIC」っていう感じなので……(察してくれ)。今回はどうかなぁと思ってたのですが、内向きな曲じゃなくて開けてる曲だったので個人的にはちょっとホッとした。

曲的にはボカロっぽいよね。エレクトロポップで、言葉数が多くリリカルなナンバー。A-bee氏はこういうの得意だなぁ。そして二宮くん、歌声に感情や抑揚がよく乗るようになったよなぁと。ここ1~2年で感じてたけど、この曲聴いて改めて。そんなニノちゃんの歌声が楽しめる楽曲ですね。

11.「Daylight」作詞:stereograph Rap詞:櫻井翔 作曲:Simon Janlov, wonder note 編曲:佐々木博史

発売当時は、良い曲だけど、ドラマ的にもっとキャッチーな曲の方がいいんじゃないか…と、また「I seek」が好みすぎてピンと来てなかったんですけど。アルバムに入ると、このピアノのイントロはやっぱりいいし、力強い曲ですよね。ここから佐々木博史メドレーが始まりますが、やはり安定の仕事っぷりです。

アウトロはフリューゲルホルンかなぁと思ってたんですけど、クレジット見たらピッコロトランペットだった(てへぺろ)。これがキラキラしてて、非常にいいんですよ。

2番サビの「祈るような声で誰か待ってる君へ 迷わない翼を」って良い詞ですよね。『99.9』続編、待ってますよ!!!!!(定期)

12.「愛を叫べ」作詞・作曲:100+ 編曲:100+、佐々木博史

多幸感あふれる、まさにアルバムタイトル通りな一曲。でもちょっぴり切ない。これが嵐さんの得意な、切なハッピー。はい、これテストに出るよー!(出るか)。

1年以上経ってようやくクレジットを見れたわけですが、イントロのリフが印象的なエレキ&アコギは西川進さん、2番Aメロのスネアがおしゃれで素敵なドラムは河村徹さん、ベースは柴田優三さん、そしてストリングスは安定の弦一徹ストリングスだそう。

何度聴いてもやっぱり良いなぁ。好きだなぁ。

13.「Baby blue」作詞・作曲:100+ 編曲:佐々木博史

松本ソロ。前曲「愛を叫べ」と同じ制作陣ですね。これまた良い!!凄い!!!渋谷系っぽくて、シャレオツでかわいいの。と思ったら、なんとベースは小松秀行さん、ドラムが佐野康夫さんという元オリジナル・ラブのお二人に、エレキ&アコギ&シタール高野寛さんとのこと!!すぎょい!!そりゃこのグルーヴ感、生まれますよ。普通にシングル曲になりそうな、作り込んでるクオリティーの高さ。そこに松本くんの甘い歌声が乗っかって、要するにかわいいんだ。いやぁ、毎年言ってるけど本当歌上手くなったねぇ(しみじみ)。

シャバダバダバダバ!かわいいよジューーン!!しかし、アルバムタイトルに真っ直ぐ投げてくる翔潤ってどこまでも翔潤で、やっぱり最高だなって。

14.「Miles away」作詞:100+ 作曲:R.P.P 編曲:metropolitan digital clique

大野プロデュース。ドラマティックなミディアムバラード。大野さんが歌割りを細かく決めたらしいですが、これが今までの嵐とはちょっと意外性があって良いんですよ。凄いな、大野さん…。

嵐の曲のフェイクは大野・二宮が担当することがほとんどですが、この曲では全員が担当しています。嵐ってこんなに歌上手かったっけ……と、個々の声質の違いがハマっていて楽しめますし、そして相変わらず綺麗なユニゾンにはうっとり。ちょっと泣きたくなるような。聴けば聴くほどじーんときます。

15.「To my homies」Rap詞:櫻井翔 作詞:BASI 作曲・編曲:韻シスト

櫻井プロデュース。流れるような、ゆったりとしたヒップホップ。ここまで長尺でガッツリしたザ・ヒップホップなRAPは久しぶり…かな。制作だけじゃなく、演奏も韻シストが担当していますが、心地の良いサウンドとリズムに嵐の柔らかい歌声が乗って気持ちいい楽曲ですね。 

タイトルの「homies」はスラングで「友達、仲間」。翔さんの書いた詞で思い当たるところだと「素晴らしき世界」で使ってますね(I wanna say something 2 all my homies)。ちょっぴり切ない気持ちにもなりますが、翔さんらしいポジティブなリリックだなぁと思いました。

16.「Don't You Get It」作詞:KOU& 作曲:Didrik Thott, Christian Fast, Henrik Nordenback 編曲:吉岡たく、佐々木博史

リード曲。ラストは戻ってきたぜ、ファンキーなナンバー!そして、完全にマーク・ロンソン&ブルーノ・マーズの「Uptown Funk」だな!!元ネタが良い意味でわかりやすい!!(パクリじゃないよ、オマージュだよ、モチーフだよ)


Mark Ronson - Uptown Funk ft. Bruno Mars

初めて聴いた時、中野勇介さん・田中充さんのトランペット、鹿討奏さんのトロンボーン、本間将人さんのアルトサックス、鈴木圭さんのテナーサックスのホーン隊が奏でるイントロ1小節で「勝った!!!」と確信しました(誰に)。ドラムはJimanicaさん、エレキは奥田健治さん、そしてベースはまたもや松原秀樹さん。このベースがいいんだよねぇ……1番Bメロ(二宮ソロ)の裏とか超効いてるなぁ………。

やっぱり吉岡たく氏と佐々木博史氏は凄いっすね。かっこいいなぁ、本当かっこいい。サビ前に上記で触れたイントロ1小節目と同じフレーズ入れてくるのとか超好き。今作はシングル曲以外ではキャッチーな曲が少なかったので、ラストで確実にコンサートで盛り上がるであろう楽曲が来てYeahって感じで(どんな感じ)。

MVもよかったしな~~Mステもよかったしな~~(語彙力の無さ)。

 

今は初回限定盤しか手元にないのですが、通常盤のみ収録の「TWO TO TANGO」も評判が良さそうなので聴くのが楽しみです。

なんというか…いちポップスグループとして、現在の音楽のトレンドを取り入れつつも、嵐らしく仕上げた作品を送り出してきたなぁという印象で。外に開けてて、攻めの嵐だなぁと思いました。

さて、これを松本潤はどう嵐のステージに昇華するのか。そちらも楽しみですね。

*1:グッズがダサいことでお馴染みのARASHI